2020年のことばたち

わたしはSnow Manを応援するようになってから、言葉の持つちからとか言葉にして伝えることの重みをすごく感じるようになりました。Snow Manが言霊として託した思いが現実になり夢をかなえていく姿とか(もちろんそれだけの実力が伴っているからだけれど)、伝えてくれた言葉が誰かの心にそっと寄り添っている姿を見ていると、自分のまわりにある言葉をもっともっと大切にしていかなくちゃいけないなと気づかされました。

 

だからこそわたしはインタビューで雑誌を選ぶことが格段にふえました。ファンになってまだ日が浅いから、このひとたちのことをもっと知りたいていうのももちろんあるけど、9者9様のひかりを放つ言葉にふれるのをすごく大切に感じてる。もちろん雑誌だけじゃなくてすの日常とかテレビのインタビューもそう。そうやって届けてもらったものはそのままの形でまっすぐ受け取りたいし、そこに自分の思いをのせるときには手を加えすぎないようにしなくちゃいけないといつも気をつけているつもりです。

 

そしてわたしは普段の日常会話でもすこし意識して言葉を選んでみようって思うようになりました。言葉って特別な道具とかお金も必要ないけどいちばん気持ちを伝えやすい最高の贈り物なんじゃないかなって思っています。

 

新しい年になってもう一か月終わってしまったけれど、せっかくなので去年手に取った雑誌のなかからわたしの印象に残ったインタビューをまとめておきたいなと思って書きはじめました。それぞれのインタビューに出会ったタイミングで感じたことは、そのときならではの忘れたくないくらい大切なものだし、何年後かに読み返したときに読み方が変わっているのもおもしろいなあなんて思ったので。(キリがなさそうだったから頑張って5冊に厳選してみた…!)

(あともし2021年も書くなら今度はメンバーそれぞれ1冊選んでみるのもおもしろいかも)

 

 

 

  • Ray 3月号増刊

ラウールさんの夢を読んだときに思わず涙が出たのを覚えてる。Snow Manのこと今ほどは知らない状態だったけど、なぜかすごくすごく心を打たれました。わたしはこの言葉を話すところを実際に見たわけでも聞いたわけでもないのに、間違いなく迷いのないまっすぐな目で言ったんだろうなってことが想像できました。このまっすぐさ、貪欲さはきっと原動力になってるんだろうなあって思うし、ずっと持ち続けていてほしいなと願っています。

 

わたしのとっても好きな曲の歌詞に

夢なんか見なければ傷つかないのに 夢を見なきゃ生きられない

っていう一節があるんだけど、まさにそれを体現してるみたいだなあと思ってしまいました。

ラストアイドル バンドワゴン 歌詞 - 歌ネット

 

ラウールさんの夢もSnow Manの夢も一つ残らず叶ってほしい。

 

(実はこの雑誌がSnow Man関連で初めて手に取ったものでした。今考えるとデビューシングルより先に雑誌買ってたから自分にびっくりしちゃった……表紙がとにかくめちゃめちゃ好きでした)

 

 

 

  • Myojo 2020年6月号:1万字インタビュー

初めて読んだときと今読み返したときでいちばん印象が変わってるのがこの深澤くんの1万字インタビューかもしれない。なんというか自分のなかで腑におちるとかしっくりくる部分がふえたのかな。たぶんそれは出会って数か月で読むには内容がずっしりしすぎてたからだと思うけど。

わたしはデビューしてからのファンだから、今までの道のりをこんなふうに想ってるんだって胸のうちが知れたことがとってもとってもうれしかった。そのときはわたしなりにすこし考えていたこともあったので、ひとつの解を与えてもらって気持ちが楽になった気がしました。

このインタビューを読んで感じたことに過ぎないけど、深澤くんは強いひとだなって思いました。大切なものを守るやさしさのための強さをもちあわせているひと。いままで関わってくれたひとをひとりもおいていかないし、そのひとたちの思いも全部ひろいあつめて持っていくんだっていう覚悟のようなもの、手にとるように感じました。わたしなんかには到底計り知れない重みだけど、少しでも深澤くんの、Snow Manの力になれたらいいなって思う。

 そして最近読み返したときには、深澤くんにとってそれだけいつでも『今』が最高のSnow Manであって自信を持っているのかなと思えたのも、この一年間Snow Manが見せてくれた姿のおかげなんだと思います。

 このインタビューはもしかすると時間を重ねるごとに逆に重みを増していくものなのかもしれない。わたしのなかでもまだ言葉にし尽せない部分とか、今はこころのなかで大切にしておきたいところもあるから、今回残しておくものはこのあたりにしておこうかな。

 

 

 

  • POTATO10月号:今、話したいこと。

 この康二くんのインタビューを読んだとき、びっくりするくらいわたしはこのひとのことほんとは全然知らなかったんだなって思いました。今までにまったくもらったことがなかった形のありがとうだったから。自分のなかで康二くんがアイドルとして、人として愛される理由の真髄にすこし触れられた感じがした。(もっともっとすごいんだぞって言われちゃうかもしれない…ごめんなさい…)内容はファンに向けたメッセージにすぎないのかもしれないけど、確実にわたしにとってはそれ以上のパワーがあった。

康二くんはいつもこんなふうにファンへ言葉を届けるまでの道のりをとっても大切にしてくれてるんだなと思いました。

自分を支えてくれるすべてのひとに感謝しているところ、その感謝を言葉にして伝えてくれるところ。こころ配りがこまやかで、端から端までしっかりみつめてくれていること、目に見えるかたちになったものだけじゃなくてその過程に思いを寄せて気遣ってくれること。

ありがとうっていってもらったことに対する気遣いをさせないというか、わたしが好きだから応援してるだけなのにっていう言う隙すらあたえてくれないなあ……これからもずっとSnow Manと康二くんと、感謝を伝えあえる関係でいられたらいいなと思います。

 

 

 

一冊だけ選ぶならといわれたらこのステファンの深澤くんのインタビュー。それくらいわたしのなかでは宝物になった雑誌です。アイドル深澤辰哉さんがどんなひとなのかがここにぎゅっと詰まってる気がしてる。

前にすこしツイートしたけど、そのひと自身のイメージが大切になるアイドルっていうお仕事をしているひとが「素でいる」って言いきれること、ただただすごいって思いました。この『すごい』は、アイドルはみんな自分をよくみせようとしているのに…、なんてことじゃ決してなくて、わたしは人間だれしも自分のことをどこかで隠したり、偽ったりしてしまうことが多少なりともあると思ってるから。だからすごくハッとさせられたし、こういられたらなんてすてきなんだろうって思った。自分のことも自分との向き合い方もほんとうによく知っているんだろうなと思えて、羨ましさすらおぼえました。なにも取り繕わないことで誰かに愛されること、そしてそれを大切に受け止めてくれる仲間がいること、わたしが安心しちゃってうれしくなりました。

 

 

 

  • Myojo2021年1月号:1万字インタビュー

この宮舘くんの1万字インタビューを初めて読んだとき、とっても心にずしんとくるものがありました。なんかうまく言い表せないけどすべての感情がダイレクトに伝わってきて苦しくなるくらい。生々しいとかいうとぴったりかもしれない。でもぜんぶぜんぶ真っ直ぐ伝えてくれて宮舘くんの言葉をとおしてSnow Manの今までを知れたのが本当によかったなって思う。インタビューでも言ってたけれど普段は口数が多くないからこそ、その心のうちがのぞけたことがうれしかったです。

宮舘くんとSnow Manの運命の歯車をひとつずつたどっていくと同時に、その歯車を動かし続けているのはまぎれもない努力と熱意なんだと思いました。

メンバーそれぞれへのメッセージに、宮舘くんの8人への向き合い方がにじんでいるなあと思っていちばん心に残りました。愛とか感謝とか尊敬の気持ちがぎゅうっと濃縮されて言葉になった感じ。宮舘くんが自分の心の奥深いところをそれぞれメンバーの心とそっと重ねて通じ合わせてる感じがして、いつ読んでも目頭が熱くなります。こんなにも誰かのことを静かにあたたかく、それでいて力強く照らしているひといないなあって思う。

 

 

 

一年間わたしの心を彩るたくさんの言葉たちを届けてくれて、本当にありがとう。2021年はどんな言葉に出会えるんだろうって今から待ちきれないくらい楽しみです。

そしてわたしもこの1年自分の言葉をもっともっと大切にしていこうと思っています。